玉ねぎは生活習慣病の予防や改善に役立つことで知られ、
コレステロールを下げる
「ケルセチン」と「イソアリイン」という成分が豊富に含まれています。
スポンサーリンク
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コレステロールを下げる玉ねぎ成分
「ケルセチン」
ケルセチンの主要成分はポリフェノールで、
主な役割は、LDLコレステロールの酸化を抑制する事です。
また同時に
余分な脂質を便と一緒に排出させる働きもあるため
コレステロールを下げる優秀な成分となっています。
「イソアリイン」
玉ねぎの辛味成分は、このイソアリインです。
イソアリインは、
血液の正常化を促進して血液をサラサラにして、
LDLコレステロールと中性脂肪を下げる働きがあり動脈硬化を抑制します。
スポンサーリンク
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コレステロールを下げる玉ねぎ成分の摂り方
コレステロールを下げるのが目的の場合は、
玉ねぎを加熱して食べるのが
「ケルセチン」と「イソアリイン」にとっては良いです。
ただし、
加熱すると血栓予防としての効果が弱くなってしまうので、
玉ねぎを切った後、15分ほど放置してから加熱するようにしましょう。
15分放置することで、血栓予防の効果が失われない事が実験結果から分かっていますので、
「15分放置してから加熱」という事を忘れないようにしましょう。
もしも血糖値も高いのだけど・・・という方の場合は生食が良いです。
玉ねぎのイソアリインは、
体内インスリンの働きを活発にする働きもあるのですが、
その働きが100%作用するのは生の玉ねぎの時なのです。
コレステロールと血糖値の両方を下げたい!!という方は、
調理方法に一工夫が必要という事になります。
そこで冷蔵庫で保存のきく、「酢玉ねぎ」を常備させてはいかがでしょうか?
酢玉ねぎの作り方
酢玉ねぎを作って、
コレステロールを下げるおかずとして食べましょう。
玉ねぎ1個を薄切りにして、水で浸します。
浸した玉ねぎを取り出して、塩を軽く振りかけます。
蓋つきの容器に玉ねぎを入れて、
コレステロールを下げるお酢を玉ねぎが浸るまで入れ、
ラカントを少量混ぜ合わせたら出来上がりです。
コレステロールだけでなく、血圧と血糖値を下げるおかず
是非冷蔵庫に冷やしておいて下さい。