LDLコレステロールとHDLコレステロール共に正常値ですが、
LDL/HDL比が良くないですね。心筋梗塞の可能性もありますから、
LDLを下げてHDLを上げるように頑張りましょう。
コレステロールは正常値でも
心筋梗塞の可能性があるという、LDL/HDL比についてお話します。
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LDL/HDL比とは？①LDLコレステロール値÷HDLコレステロール値の事を指します
②LDL/HDL比が2.5以上で心筋梗塞のリスクがあります
③LDL/HDL比の目標値は2.0未満です
①LDLコレステロール値÷HDLコレステロール値の事を指します
コレステロールの診断目安として注目される数値が
LDL/HDL比という（LH比とも言います）数値です。
LDL÷HDLで出した数値がLDL/HDL比となります。
②LDL/HDL比が2.5以上で心筋梗塞のリスクがあります
LDL÷HDL＝2.5以上の場合、
心筋梗塞や動脈硬化の可能性が高いと診断されます。
（例）LDLが118mg/dL、HDLが42mg/dLの方
LDL÷HDL＝118÷42＝2.80となり、
LDLもHDLもコレステロールは正常値ですが、
LDL/HDL比が2.5以上なので、心筋梗塞などの可能性が高いと診断されます。
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③LDL/HDL比の目標値は2.0未満です
健康な方のLDL/HDL比の目標値は、
かなり厳しい数値の2.0以下となっています。
（例）LDLが98mg/dL、HDLが48mg/dLの方
かなり良い数字に見えますが、
LDL÷HDL＝98÷48＝2.04となり、目標値には届いてない事になります。
かなり厳しいLDL/HDL比の目標値になります。
しかし、
高血圧や糖尿病がある方の場合はもっと厳しい目標値1.5以下となりますので、
ちょっと達成が難しい数値ではないのかなと思っています。
コレステロールのLDL/HDL比がご理解できたら、
コレステロールの正常値を目指すのはもちろんの事、
今後はLDLとHDLのバランスが良くなるように
LDL/HDL比をしっかりと確認していくようにしましょう。
