コレステロールが高い原因が遺伝からくる場合があります。

遺伝とは恐ろしいもので、

ご両親がコレステロールが高いと、

子供に遺伝してしまうケースが少なからず見受けられるのです。


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 遺伝でコレステロールが高い遺伝が原因でLDLやHDLや中性脂肪が高い

 遺伝が原因でLDLコレステロールが高い

 遺伝が原因でHDLコレステロールが高い

 遺伝が原因で中性脂肪が高い


遺伝が原因でLDLコレステロールが高い

家族性脂質異常症と診断される難病です。

家族性脂質異常症

LDLコレステロールが300mg/dL以上が続くのが特徴で、

なかなか改善しない事が多いです。

LDLコレステロールが継続的に高いので、

動脈硬化や心筋梗塞の可能性が高く危険な状態が続いてしまいます。


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家族性脂質異常症には2タイプ

1、両方の親から遺伝するホモ接合体

2、片方の親から遺伝するヘテロ接合体

がありますが、

両親から遺伝したホモ接合体の場合は治療が難しく、

低脂肪食や投薬でも改善しない場合は、

LDLアフェレーシスという特殊な治療を行います。

これは機械で余分なLDLコレステロールを吸い上げる治療で、

週に一度の通院を一生続けていく方が多いです。

糖尿病腎症の透析治療みたいですが、生きるためには仕方ありません。


 遺伝が原因でHDLコレステロールが高い

遺伝が原因でHDLコレステロールが高い方が

1,000人に一人の割合(0.1%)でいらっしゃいます。

HDLコレステロールが100mg/dL以上が長期間続く場合、

CETP欠損症が考えられます。


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CETP欠損症

人間の体は、HDLが上がり過ぎないように抑制する働きがありますが、

その働きが生まれつき(遺伝により)弱い方がいます。

CETP欠損症と呼ばれ、

HDLコレステロール120mg/dL以上が継続する難病です。


遺伝が原因で中性脂肪が高い

肝性リパーゼ欠損症

遺伝的に中性脂肪が減らせない方です。

中性脂肪が慢性的に高いので、

その他のコレステロール、総コレステロールやHDLやLDLがすべて高くなります。


遺伝的に高くなる脂質異常症は、治療が難しいケースが多いですが、

あきらめず医師の指示に従って、

コレステロールを下げるようにしていきましょう。


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